100歳まで生きる団塊ジュニア世代。老後はバラ色か?(Part6)

お金の設計事務所 創現舎(そうげんしゃ)眞田茂樹です。

今回で最終回、「団塊ジュニア世代の老後はバラ色か?」をテーマにお金の話をします。
Part1  Part2 Part3 Part4 Part5 ←前回まではこちらから)

前回より引続き、「具体的な投資の方法」についてお話します。

前回までの話、70歳までに1296万円を貯めるには、今から月々4万6957円づつ積み立てなければならない、ということでした。

かなり厳しい金額ですよね・・・。

しかし!
これを正しい方法の投資で運用すると、月々2万1833円で済みます

これなら何とかなりそうですよね。

カラクリをお話します。

まずは何に投資するのか、というとズバリ「世界株式の平均に連動した投資信託」です。
(投資信託とは?)

なぜなら、世界経済の成長に乗っかって、自分の資産を増やせるからです。

「世界経済」とは、わかりやすく言えば「各国の株価の総合計」です。

「世界株式の平均に連動した投資信託」は世界の株が値上がりすれば、その投資信託の価格も値上がりし、
逆に世界の株が値下がりすれば、その投資信託の価格も値下がりするように作られています。


そして、世界株式の合計は「上がったり下がったりしながら、だんだん上がっていく」という軌跡を描きます。

見てのとおり、リーマンショック、欧州債務危機、等の不況を乗り越えながら、だんだん上がっていくことがわかります。

そして、このグラフの中の、どの20年を切り取っても、年利6%以上で増えています。

20年・・・そう、今の団塊ジュニア世代(約50歳)が70歳になるまでの20年です!

そして、これに乗るには「世界株式の平均に連動した投資信託」を毎月コツコツ買っていけばいいわけです。
(具体的な投資の方法、買い方はセミナーでお話しています。詳しくはこちらから

そして年6%で増えるので、70歳になったときに1296万円貯めておくには
月々の積立額は 2万1833円で済むわけです。

つまり、毎月2万1833円づつ、「世界株式の平均に連動した投資信託」を買う、ということです。

ただ、一見、簡単なようにみえますが、ハードルがあります
世界株式相場(他の相場でもそうですが)は、決して右肩上がりではない、ということです。

上のグラフのとおり、何年かごとに、必ず不況が訪れます。
投資資産は、それに連動しているので、そのときには自分の資産は大きく目減りします。

そして、多くの人は ここで投資を止めてしまいます。
自分の資産が目減りすることに耐えられないからです。

ここを耐えるのにPart5で お話した「リスクに対する心構え」が必要になってくるわけです。
(くわしくは、過去のブログでも お話してますので参考にしてください。)

そして、「リスクに対する心構え」ができたうえで「世界株式の平均に連動した投資信託」に投資することにより、
【老後に「果実がたわわに実る お金のなる木」の苗を植え、育てる】ことができるわけです。

全6回にわたり お話しました「団塊ジュニア世代の老後はバラ色か?」

結果はバラ色にするのも 破綻するのも、今からの行動次第、ということです。

老後までの20年、「20年もある」と捉えるか「20年しかない」と捉えるかは、あなた次第です。

今回の一連のブログが、私と同世代、団塊ジュニア世代の皆さんの、老後を真剣に考える「きっかけ」になれば嬉しいです。

※一連のブログ中で具体的な金額を示していますが、あくまで平均モデルを特定したものです。
 実際には、個人々々の現在の資産、働き方、等により金額は変わる旨、ご承知おきください。

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