努力・根性ナシで「できる自分」になる方法
先月からオンラインの「話し方教室」を受講しています。
当然、人前で話す練習がありますが、
そのとき、私のスピーチを聞いた方々から
「すごく聞き取りやすかった」と褒めていただきました。
元々 滑舌が悪く、話し中に相手から何度も聞き返されていた私が・・。
そして、それは毎朝やっている滑舌を良くする練習のおかげ。
自分では気づかなくても、
毎日の習慣の成果って確実に
「できてない自分」を「できる自分」に押し上げてくれます。

今回は、自分で習慣を作ることで、「できる自分」になる方法をお伝えします。
「あと3kg痩せたい」
「お金を貯めたい」
「英会話ができるようになりたい」
・・・そうなったらいいけど、そうなるまでの努力やストレスを考えると・・。
ところが、「習慣を上手に作ること」ができれば、頑張ることもストレスもなく、
いつの間にか「できる自分」になることができます。
「なりたい自分」は「習慣の設計」にかかっている!
私が開催している「家計の支出をストレスなく減らすセミナー。
その中で家計の支出を減らすために「習慣化」をオススメしています。
目標を潜在意識に落とし込むことによって、
食費を減らしたり、無駄遣いを減らす習慣を作る方法です。
多くの方が、この方法で支出を下げることに成功しました。
しかし、なぜか この方法が上手くいかない方がおられます。
どうも、「目標意識」を持ち続けることが苦手な方のようです。
そんな方に
「目標意識を強く持たなくても、確実に習慣が身につく方法はないだろうか?」
そんなわけで、改めて「習慣」を勉強しなおしてみると・・・ありました!
「潜在意識 落とし込み型」よりも、もっと確実に習慣が身につく方法が!!
痩せるためにはダイエット~運動したり、食事制限したり・・を毎日しなければなりません。
でも、この「毎日」がなかなか・・・。

ところが、この「毎日」のダイエット(たとえばウォーキング)を確実にできる方法があります。
それは、毎日 ウォーキングする「習慣」を作ること。
上手な習慣の作り方は、苦痛であるウォーキングをいかに
①ストレスを感じないで
②自然に
③意識しないで
・・・始められる「きっかけ」を作るのがポイント。
そう、ウォーキングは始める前に、そのあとの苦しさを想像してしまうから、始められないんです。
一度、歩き始めれば、あとは体が勝手に動きます。
そして、無意識にウォーキングを始める・・その「習慣」を作るためのコツは4つ
1.はっきりさせる
ウォーキングを始める「きっかけ」を「はっきりさせる」こと。
オススメは「今ある習慣」に、「新しい習慣」をくっつけてあげること。
「朝、子供に『いってらっしゃい』を言ったら、ウォーキングする」・・みたいな。
2.魅力的にする
「ウォーキングする」という行動を「魅力的にする」こと。
たとえば、ウォーキングの最中に、好きな音楽をスマホで聞く。
これを繰り返すと
「ウォーキングをすれば、好きな音楽を聴くことができて楽しい」
・・となり
「ウォーキングが楽しい(魅力的になる)」が脳にインプットされて習慣になります。
3.やさしくする
「ウォーキングを始めるまで」を「やさしく」してみる。
前日の夜に、トレーニングウェアを出しておく、シューズを玄関に出しておく・・・etc
すぐに始められるように、始まりを「やさしく」しておきます。
4.満足できるものにする
「ウォーキングしたことに満足を感じるようにする」
オススメは、私も大好きな「自分へのご褒美」。
でも、時間やお金をかけて ご褒美を作る必要はありません。
例えば、ウォーキングした日はカレンダーに○をつける。
こんなちょっとしたことで
「今月は、こんなに毎日ウォーキングしてるな」って満足できるようになります。
こんなふうに、習慣にしたいことに対して、
どうやったらはっきりさせることができるか、
どうすれば魅力的になるか、
やさしくするためには何をすればいいか、
どうやったら満足を感じるか
・・・を考える、つまり「習慣を上手に設計する」ことで、カンタンに習慣はつくることができます。

一気に全部を始める必要はありません。
まずは1つ「きっかけ」を作ることから。
夜に英会話の勉強をするのであれば、
「やさしくする=出かける前にテキストを机の上に置いておく」
お金を貯めるのであれば
「はっきりさせる=お釣りで500円玉を貰ったら、貯金箱へ入れる」
・・・そんなカンタンなことから始めてみてはいかがでしょうか?