流れ星にかけた願いは 叶(かな)うのか？

お金の設計事務所・創現舎（そうげんしゃ）眞田 茂樹です。

今日は、ちょっと スピっぽく始めてみます。

「流れ星に3回 願い事を言うと、その願い事は叶う」
聞いたことがありますか？

実はこれ、結構あたっています。

脳科学において「カラーバス効果」というものがあります。

ある実験の話です。
Ａさんが「この部屋にある『赤いもの』を3つ探してみてください。」
と指示されます。

Ａさんは指示とおり赤いものを3つ探すことができました。

そして、次の指示です。
「目をつぶって、この部屋にあった『黄色いもの』を１つ言ってください。」

Ａさんは黄色いものを、思い出すことができません。

「赤いもの」に意識が集中していたので、
その他の「黄色いもの」を脳が拾うことができなかったからです。

これが「カラーバス効果」と呼ばれるものです。
人間の脳は意識していることの情報は積極的に拾いますが、
それ以外の情報は拾うことができない、という効果です。

つまり、
「何を意識しているか」で、
「脳に入ってくる情報」が違ってくる、ということです。

そして、この「意識」を「願い＝目標」に集中させます。

すると、その目標を達成するための情報が、どんどん脳に入ってきます。

そして、その「目標」の意識は強ければ強いほど、
それを達成するための「いい情報」が入ってきて、
その目標を達成する確率は高くなる・・という現象がおきます。

ここから私の体験。
お金のなかったころ、
「300万円を貯める」という目標をたて、強くイメージしました。

すると、それまで、おそらく何千回と聞き流していたであろう、
「家計」
「投資」
「貯蓄」
という言葉に敏感になり、
それらを どう増やすか、という情報がどんどん脳に入ってきます。

そして、その情報をもとに効率的にお金を貯めることができ、
300万円を貯めることができました。

これが有名な
「引き寄せの法則」の原理です。

つまり、
「目標への思いが強ければ強いほど」
「カラーバス効果によって 目標を達成するためのいい情報が入ってきて」
「目標を達成しやすくなる。」
ということです。

そして、何をもって「思いが強い」というのか？
それは「あなたの目標は何ですか？」と人に聞かれたとき、
反射的に「私の目標は○○です！」と答えられるか、です。

流れ星に言った願いが叶うのではありません。
流れ星を見た瞬間に 自分の願いが言えるから 叶うのです。

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