未来の時間を買う方法【Part2】

お金の設計事務所・創現舎(そうげんしゃ)眞田 茂樹です。

前回に引き続き、「未来の時間を買う」をテーマにお話しします。

今回は「投資」の世界での未来の時間の買い方について。

私が思うに、投資には2種類あると思っています。
①知識やテクニックを駆使して利益を上げる投資
②「仕組み」を作って、その「仕組み」が利益を上げる投資

①はチャートを見ながら、
売ったり買ったりして利益を上げる投資です。
自分の時間は取られますが、
上手くできれば大きな利益を上げることができます。
(逆に大きく減らしてしまうこともありますが・・・)

②は「仕組み」を作って、あとはほったらかし・・という投資。
複利によって、時間をお金に換えよう、という投資方法です。
短期間で大きな利益を上げることができませんが、
ゆっくり、しっかり増えてきます。

先日、ある お客様より、
今持っている銀行のNISA口座を楽天証券に移管した方がいいか、
というご相談を受けました。
(NISA口座は1人1口座しか持てませんので。)
(因みにブログでの相談内容の開示の御承諾は得ております。)

もちろん、投資の環境としては、
銀行よりもネット系の証券会社の方が格段に上なので、
移管をお勧めしています。

ところが・・。

そのお客様の現在のNISA口座の資産は当初より目減りしていました。

NISA口座とは、
増えた資産に税金がかからない、非常にお得な口座です。

しかし、NISA口座で目減りしてしまうと、
非課税期間(5年)が終わった後、
値動きによっては、
「減ったうえに税金がかかる」というデメリットが生じることがあります。

ここが、お客様が移管しようかどうか、迷われている原因でした。

そこで、いろいろなお話をお聞きしたうえで、提案させていただいたのは
「損切り」・・損を確定したうえで、NISA口座の移管です。

その「損切り」・・・
投資を始めたばかりの人は なかなかできません。
「いつか回復するだろう」と思ってしまうからです。

そして、踏ん切りが つかない間に更に目減りし、
益々 損切りができなくなる、という
「負のスパイラル」に陥ってしまいます。
(実は私も過去に経験があります・・・。)

ただ、この「損切り」、
見方を変えれば割とすんなりできることがあります。
それは
「損を確定させる」と考えるのではなく
「未来の時間を買う」という考え方をすることです。

口座のお金が減っていることに違いはないのですが、
それを
「損をした」と、とるのではなく、
「未来の時間を買った」と思うのです。

そして、ここでの「未来の時間を買う」というのは
「損切り」というコストを
「未来の時間によって得られる利益」に換えた
、ということです。

損切りしないで、
ずるずると増えない投資を続けることによる損害は、
減り続ける資産に加え、
「先延ばしにした時間」と
「その時間を充てれば得られる利益」です。

先のお客様であれば
損切りしてNISA口座を楽天証券に移管することによって
「銀行のNISA口座の回復を待つ時間」
「楽天証券で確実に増やせる時間」に換えることができます。

そのためのコストが「損切り」ということです。

そして、納得いただいた お客様はNISA口座を移管していただくことになりました。

ただ、条件として移管した楽天証券で
「時間を確実に利益に換える投資」をする必要があります。

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